リビングの壁に塗り版築を施工しました。
版築という技法があり、木で型枠を作り土や砂を混ぜ合わせたものを少しずつ枠に入れてつき固め、何回も繰り返すことにより地層のようなつらなりのある壁を作りだします。
型枠で作るので厚みも厚くなるし重量も相当なものになります。
当然工期もかかります。
この版築を塗りで再現したのが塗り版築です。
塗り版築もいろいろなやり方があるようですが、自分なりに考えたわたなべ左官店オリジナルの塗り版築です。
上から1層づつ塗っていきます。
1日でおよそ半分、写真は2日目の様子。
完成しました。
厚み1cmとは思えない奥行き感と重量感を感じます。
乾くともっと明るい色になります。
色は色粉で着色しているので自由に色分けすることもできます。
もちろんモノトーンでもできますし、グラデーションも可能です。
住まいはもちろん、店舗の壁にもおススメです。
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