デザインの国、イタリアからやって来た左官材、マッテオブリオーニ(MATTEOBRIONI)。
天然の土を主原料とした、内装左官材です。
土の風合いをいかした、優しい空間造りをお手伝いします。
![マッテオブリオーニ](https://watanabesakanten.com/wp-content/uploads/2024/05/4A372BFC-28AA-4B64-9452-4B2726D94B7A_1_105_c.jpeg)
内装の壁、天井が主な用途ですが、仕様により床や家具天板にも使用できます。
コテや刷毛の使い方で現れるニュアンスも魅力の一つです。
現在15色のカラーバリエーションがあります。
色の詳細はSCICCHIA(シッキア)のサイトを御覧ください。
表面コーティングにより、少しの水かかりには対応しますが、常時水かかりのする場所には施工できませんのでご注意ください。
粒子の細かい滑らかタイプから質感をいかした荒々しいタイプまで、骨材の粒度によりいくつかのタイプがあります。
![マッテオブリオーニ粒度](https://watanabesakanten.com/wp-content/uploads/2024/05/228FC1DC-6B56-4BF5-BBB3-9114B192836C_1_105_c.jpeg)
また骨材粒度により、使用できる箇所も変わって来ます。
色ムラの大きいWabiという仕様もあります。
![](https://watanabesakanten.com/wp-content/uploads/2024/05/9724BD33-7754-40EE-954E-EEAF0858A305_1_105_c.jpeg)
保護剤の種類と塗り方で色ムラが大きく出る仕様となっています。
![](https://watanabesakanten.com/wp-content/uploads/2024/05/AFCE7C4F-AFC1-49B0-8EC4-9234F946F603_1_105_c.jpeg)
写真の一部を拡大すると、細かなひび割れも発生しています。
この色むらとひび割れで、日本に古くからある土壁の侘び寂びをイタリア人の感性で再現しているのかもしれません。
ヨーロッパでは土の色合いや風合いをいかした、ナチュラルな仕上げの人気が高まっているようです。
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